この数ヶ月で「新型コロナウイルス」の感染者数がものすごい事になっています。手洗い・うがい・人込みに行かない、換気をする、などの対策はもちろんの事、マスクを買う行列も珍しくなくなってきました。4月7日、首都圏のみならずここ千葉でも緊急事態宣言が発令されました。

「外出自粛」と大人は簡単に言いますが、子どもは簡単には我慢ができないもの。「コロナという怖い病気が流行っているんだよ。」といっても、公園に行けない事はなかなか納得してもらえません。

そこで、今回はこの大変な時期を乗り切る「おうちでの過ごし方」を色々ご紹介したいと思います。

 

絵本のお話を実際に体験してみよう

 

 

やり方は、簡単です。

①まず、子どもと何日か絵本を楽しみます。同じ絵本を何回も読んであげましょう。

②絵本でところどころとまり、子どもに質問をします。

例,)「おもちって本当にこうやってできるのかな?」

「はがきが2枚になったら、どうなるのかな?」

とか、子どもが「ん?」と思うような事を聞いてみてください。

③実際にやってみよう、と思った前の日に実践する絵本を読んで、必要なものを準備してください。

④その日の夜、絵本を読んだ後に子どもにアナウンス!「じゃあ、明日やってみようか?」

子どもは、ワクワクして寝る事ができます。次の日、早く起こされるかもしれませんが、そこは多めにみてあげてくださいね。

⑤実際に絵本の通りに、お菓子を作ったり、料理をしたり、実験をしたり、工作をしたりしてあげてみてください。

もちろん、絵本の通りにならなくとも、子どもには「絵本の主人公と同じことをした。」という楽しい経験となって残ります。「本当に本と同じになった!すごい!」とか「もう少しこうしたらよかったの

かな。」とか、子どもは様々な事を感じるでしょう。大人も、絵本と同じ事をする事で「なるほど!」とびっくりしたり、「ほんとにできるんだ!」と感心したりすることでしょう。

 

オススメの絵本は、「ばばばあちゃんのおもちつき(さとうわきこ/作・絵 福音館書店)」「よわいかみ つよいかたち(かこさとし/著・絵 童心社)」「ノンタンのたんじょうび(キヨノサチコ/作・絵 偕成社)」「てじなでだましっこ(佐伯俊男/作 福音館書店)」など。大人が一人で作って驚かせたいのなら、「絵本から生まれたおいしいレシピ(きむら かよ/作 宝島社)」や「夢の名作レシピ(星谷奈々/監修 日本図書センター)」などがオススメです。

 

    

 

楽しむコツは、「大人も本気で楽しむ」事です。子どもは大人の反応をよく見ています。大人が楽しそうな事は自分もやりたいのです。一緒に「おぉ~!!」と大人が楽しんでいると、子どもは「楽しい時間を共有している事」も嬉しく思ってくれるのです。

 

ファミリーフォト鑑賞会→ついでに、アルバムも作っちゃおう!

子どもの写真の整理に困っている方は多いですよね。そんな私も、今のiPhoneですら7,000枚の写真が入っていて、ほとんどが子どもの写真!もうどこから手を付ければいいのやら…と常に途方に暮れていました。そこで、この「おうちにいる」時期こそ、写真の整理をしてみましょう。

 

まずは、ブレている写真や誰かに教えたかったチラシ等々、もう必要のない写真は削除しましょう。同じ写真の30枚連射は、どれか1枚…うーん、選びきれなければ2枚とっておけばいいハズです。子どもの写真って、特に赤ちゃんの頃は「もう戻れない時期」なので、なかなか写真を消しにくいですが、あまりもう一度振り返って見る機会がそんなにないのも事実。年数が経っていれば経っているほど、残しておきたい写真の基準がはっきりしてきているハズ。わが子のカワイイ写真ばかり残したら、家族みんなで鑑賞会をしましょう。スライドショーにして、「あ、ここ行ったね。また行きたいなぁ。」「この時は、まだ赤ちゃんだったね。」「まだ〇〇くん(弟・妹)、いないね。」などと言いながら楽しくワイワイ見れること、間違いなしです。気分がのってきたら、編集したり、音楽をつけたりするのもいいですね。

さらに、お気に入りの写真をピックアップして、思い出のファミリーフォトブックを作るのもいいと思います。今は、持ち運びも便利な軽くて素敵なフォトブックをお安く作れるアプリやサイトがたくさんあります。私が愛用しているのは「TOLOT」です。1冊500円で62枚の写真を使ったフォトブック(大きさや枚数は選べます。)が作れますよ。カレンダーにもできるので、楽しく作って、おじいちゃんおばあちゃんのおうちに送ってみるのも喜んでくれると思います!

 

 

家族みんなでマッサージをしてみよう

マッサージをする、という事は、相手の至近距離に近づく、という事です。それは家族なら自然の事ですし、「肌に触れる」という行為は幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」がたくさん出る、という事がわかっています。マッサージはされる側はもちろん気持ちの良いものですが、実はマッサージをしている側、触れている側の人にも心地よく作用します。触れる、触れられる事で信頼関係や愛着を深め、ストレスにも強くなります。何より心地よさで幸福感がアップします。赤ちゃんをたくさん触ってあげる、ベビーマッサージにも同じように親子の愛着を深めたり、癒しの効果があるように、もちろん幼児や大人にも同様の効果があります。

お互いの身体をほぐしながら、心もほぐし、よりお互いの存在を近くに感じられる、一石何鳥にもなる、とてもよいふれあい遊びだと思います。自分で気がつかなくとも、首や肩、腰回りが凝り固まっている人は多いもの。まずは、家族でお互いにマッサージをしながら、受けながら、ケアをしていき、しなやかな身体と心を手に入れましょう。

 

自分の心を落ちつけよう

人は情報を掴んで、自分がどうする、という行動を判断します。でも今は、その情報が多すぎて、情報ばかりが一方的に入ってくるので、整理しきれず混乱してしまう事も多いと思います。深呼吸は、息をしっかり吐き切らないと、深く息を吸うことはできません。心の中もいらないモノは出さないと必要なモノの入る場所すら作れないでしょう。まずは、自分に合った心を落ちつける方法を見つけましょう。

 

・デジタルデトックス

この言葉が言われて久しいですが、今はどこにいても電波が届いてしまい、LINEやSNSに追われている方が多いと思います。週に一度でも、土日だけでも、携帯電話やPCの電源をオフにする習慣をつけましょう。「つながってないと不安!」と思うかもしれませんが、やってみると思った以上に気持ちがすっきりする事に驚くと思います。

 

・温かい飲み物を飲む

温かい飲み物を飲むと、ふわっと心がほぐれる、ゆるむ、という経験をした事がある方は多いと思います。柔らかい心で考えるアイデアは、なかなかネガティブなものは出てきません。自分が少し元気のない時、さみしい気分の時に飲みたくなる「お守り」のような飲み物をいつも用意しておくと安心ですね。

 

・「何もしない日」を作ろう

手帳に予定の空いている日があると不安ですか?

そんな時は、一日あえて何の予定もいれず、家でのんびりと過ごしてみましょう。

目覚ましをかけずに、ぼんやりと起きる。おなかが空いたらご飯を食べる。一日時計を見ない、と決めてもいいかもしれません。大人の気持ちが緩やかだと、子どもにもその気持ちがうつって一緒にのんびりできるかも。いつも言ってる「早く!早く!」を一日くらい封印したいものですよね。

この時期は、急ぐ必要もないのですから。

 

・「いつか時間ができたらやりたい事」をやる日にするのもいいかもしれません。

お部屋の片すみの整理、つけようと思っていた日記、子どもと公園で思いっきり鬼ごっこ。

いつも頑張っている自分にご褒美、というのもいいですね。ご褒美はモノじゃなくてもいいんです。心地よい時間を過ごすのも、いいリフレッシュになると思います。

ヒュッゲに過ごそう

最近、読んでいて、とても気分が柔らかくなる本に出会いました。デンマークの人の幸せを研究する、というハピネスリサーチ研究所のCEO・マイクヴァイキングさんが出している「HYGGE~ヒュッゲ~365日「シンプルな幸せ」のつくり方(三笠書房)」という本をご紹介しておきたいと思います。人のハピネスをリサーチする仕事なんて、それだけで何だかほっこりしますね。

デンマークは「世界でもっとも幸せな国」の上位に名を連ねている常連さんです。

では、なぜデンマーク人はそんなに幸せなのでしょうか?気候は厳しく、日照時間の短く、世界でもっとも税金の高いデンマークがなぜ?そのヒントがこの「ヒュッゲ」にあるんだそうです。残念なことに「ヒュッゲ」は翻訳できない言葉のようですが、「居心地のよさ・温かみ・一体感」といった感覚の言葉なんだそうで、温かく気持ちの良い事、人、瞬間を「それ、ヒュッゲだね!」と言ったり、「ヒュッゲしにきてよ!」と言って使ったたりするのだそうです。何だか響きも楽しいですね!

「ヒュッゲ」は特別にお金をかけてするものではありません。

おうちのお気に入りの場所で、温かい毛布にくるまり、温かい飲み物を飲み、美味しいお菓子を食べて、キャンドルの光を見つめて、心が静まれば、それがあなたの「ヒュッゲ」の時間なんだそうです。今夜、子ども達が寝静まった頃にでも「ヒュッゲ」な時間、過ごせそうですよね。

こちらの本は、ところどころに入るデンマークの写真もとてもきれいで読み込む、というより、見ているだけでも楽しめます。速読ではなく、ゆったりとしたペースで少しずつ読み進めていく事をオススメします。

 

頼りになるサイトのご紹介

最後に、お子さんとおうちにいる方に向けてのお知らせを発信しているお役立ちサイトをいくつかご紹介させて頂きます。

 

柏市子育て支援課の「はぐはぐ柏」サイト

まずは、柏市の子育て支援課の「はぐはぐ柏」サイト。

こちらには「新型コロナウィルス感染症に関する情報」や「こども関連施設の対応一覧」や「検診の中止について」など、たくさんの知っておきたい情報が載っています。

http://www.city.kashiwa.lg.jp/living/haguhagu/index.html

 

この「はぐはぐ柏」サイトから、私は柏市の児童センターは閉館中だけれども電話でお話ができる、というのを知りました。相談だけではなく、おしゃべりでもいいよ、というのが、とっても嬉しいですね。

http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/072001/p054311.html

愚痴愚痴したーい、というこちらの気持ちに応えてくれる対応があるという事がありがたいです。こちらのサイトでは、相談、おしゃべりだけではなく、おうちでできる簡単な工作なども紹介されています。

http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/072001/p054311.html

NPO法人SunshineGarden

それから、柏市のNPO法人SunshineGarden(サンシャインガーデン)さんのインスタ。

他のおうちがどんな風に楽しく過ごしているかを、紹介しています。こちらは「旅行ごっこ」。自分のおうちでもできると楽しそうですよね。

 

おうち遊びのタネが満載!「ほいくる」サイト

そして、保育士さんだけでなく、パパやママにも嬉しいおうち遊びのタネがたくさん載っている「ほいくる」のサイト。

https://hoiclue.jp/manabi/asobi/all/

お菓子作りや工作、実験など、子どもと楽しみたい遊び方がたくさん載っていて、とても参考になります!

 

【オマケ】「NHK for School

NHK for School」おうちで学ぼう!サイトでは、教育現場の先生たちが薦める学べる番組2000本と、関連動画7000本を無料配信しています。幼児~中学生向けまで幅広い番組があるので、子どもだけでなく、大人も楽しく学べます。全国の学校の先生が選んだ「先生がえらんだプレイリスト」も参考になります。

アーカイブに「幼児」版プレイリストもありますよ。

 

とにかくみんながおうちにいよう!おうちであそぼう!

毎日、子どもとずっとおうちで過ごすのは、大人にも子どもにも負担が大きいと思います。でも、私たち一人一人がキチンとした危機意識を持つことが大事です。外出は極力しない、手洗いをしっかりする、咳エチケットをする。これで自分を、そして大事な家族を守れる、と思って。

皆さんと皆さんのご家族が健康で、心穏やかな毎日が過ごせますように。

一日も早く、この非常事態が収束する事を、切に祈るばかりです。

この大変な時期も「普段はなかなかできない事をやる、おうちで過ごせる数ヶ月」と思って、少しでも楽しんで乗り切っていきましょうね!

出典:

NPO法人SunshineGarden

柏市子育て情報サイト「はぐはぐ柏」

柏市児童センター「児童センターは休館中でもお話できます。」

保育や子育てが広がる“遊び”と“学び”のプラットフォーム 「ほいくる」

NHK for School