楽しく知ろう!防災について
(2019年7月19日時点の情報です)
本当に楽しい講演でした!
あんどうりす さんの
【アウトドアから学ぶ こどもを守る防災講座】
りすさん「防災の話しを2時間聞くのは眠くなると思っているかもしれませんがー」
私(ずぼし!)と心の中で。
りすさん「2時間で防災の話を話すには、時間が足りないくらいです!私が途中早口になっていたら、手を振って合図してください!お互いのキャッチボールでいきましょう!」
私(防災についての講座がこんなにも楽しく始まるなんて!先生もとってもチャーミング!)
防災と聞くと、お勉強のように静かに真剣に。真面目にやらなくてはいけないイメージがありましたが、りすさんから飛び出す明るいテンションと笑顔、説得力のある話しからパワーを感じられ、講演中は何回も頷いてしまいました。
今回はりすさんの講座から、子育て世帯に魅力的な情報をまとめてシェアしたいと思います!
【子どもの上着を選ぶ】
りすさんが言っていたことは、
「物を買おうと思った時、防災でも使えるかな?」と考えてみること。
もちろん、子どもとコンサートにいくから、ホールは冷房もきいてるしオシャレな上着を買おうかな。といったことには当てはまりませんが。
公園に行く。夏休みのお出かけで山へ行く。
アウトドアでの目的で上着を買おうとしてるなら、チャンス!
防災でも使えるかな?と考えてみてください。
防水透湿性素材というものがあります。汗の蒸れは外に逃し、雨は浸透しないので濡れない。
着ているものが雨で濡れて吸水してしまうものだったり、汗から出る水蒸気が外へ逃げていかない服だと、体が冷えてしまいます。
ただし、少し値段ははってくるもの。大人なら10年は着用できるからいいとしても、子どもはサイズアウトが当たり前‥
と思ったら!ここで目からウロコ!
大体のいい上着はYKKのチャックを使用しており、YKKの品番が同じであればなんと大人の上着と合体する事ができます!
すると、抱っこの赤ちゃんからでもつかえます。
写真を撮り逃がしたので、実際に家で試してみました。
写真の上着はりすさんが紹介していたようなものではありませんが、子どもの上着とラッシュガードで。合体しました!
このように前抱っこの赤ちゃんから使えるとなると、大体6年は使えるのではないでしょうか。
【さらしおんぶ】
抱っこひも、どんなものをつかってますか?
さらしをつかってます!という方がいたら、やはり関係者でしょうか?70年代以下には伝承されていない傾向が強いさらしおんぶですが、実は本当に万能。
赤ちゃんはもちろん、大人まで背負えるそうです!
防災の現場でけがをした人やお年寄りを背負うこともできます。
次に、さらしのおんぶは軽く感じる!
大人にぴったりと密着するようにおんぶするので、軽く感じます。逆に隙間のできる抱っこだと、動いた時に揺れるので重く感じます。
また、高い位置でおんぶするので、おなじく軽く感じる効果と、子どにも前が見えるので良い影響があります。
こちらは10メートルが1000円程で買えるそうで、リーズナブルです。
問題はさらしでおんぶをやったこと無い人には難しそう、といった点ではないでしょうか?
大丈夫です!柏にはさらしおんぶマスター(勝手に命名)が数名います!
定期的に講習会もやっているので、行ってみてはいかがでしょうか?
ママコミュSMILE:) ブログ https://ameblo.jp/mamacommu-smile/
問い合わせ mamacommu_smile@yahoo.co.jp
他にも、オムツ替えマットになる断熱マット
りすさん「皆さんは雪の上でオムツ替えをしたことがありますか?私はあります!」
私(ほぉーーー!いざという時にはオムツ替えベットなんてないですしね)
手がふさがらないヘッドランプ
停電時に女性のおトイレの際に手元や足元を照らすのに使ったり、お子さんが抱っこの場合は両手があかないこともあるのであると良さそうです。りすさんは小型のタイプは携帯用にして常に持ち歩いているそうです。
さらに、非常時以外でも、なんと子どもの耳掃除に使えます!
うちの子で試しに着けてみたところ、気に入ったようでまずは子どもの遊び道具になりそうです。影絵遊びもできますね!
りすさん「なんか商品の説明ばっかりしてると、テレフォンショッピングおばちゃんみたいですけどー」
と、こんなトークで会場も終始賑やかな雰囲気でした!
もちろん道具の説明以外にも、防災アプリの紹介
海や川での浮力となるライフジャケットの必要性も学ばせていただきました。
海外のアニメでは、どんなに悪役でも川に飛び込むシーンではライフジャケットを着てから飛び込むそうです。徹底していますね!
他に、詳しい防災について下記のサイト及び書籍でもりすさんがご紹介、連載をされています。
▷TBSニュース https://news.tbs.co.jp
▷リスク対策.com https://www.risktaisaku.com
▷書籍 あんどうりすさん著作 「りすの四季だより」
▷FM西東京の防災番組でパーソナリティをされています。ペットと防災など放送内容は文字化されています。
http://842fm.west-tokyo.co.jp/fm842/podcast/bosaishikidayori/2021/04/post-323.shtml
▷積水ハウス 納得工房で講演した内容(一般向け)は冊子となってこちらで公開されています。古武術のイラストもあります。
https://www.sekisuihouse.com/nattoku/koubou/seminar_event/public/back_paper/244.pdf
▷アドバイザーをされていた座間市と一緒に作成したパパママむけの防災リーフ
http://www.city.zama.kanagawa.jp/www/contents/1550128275191/files/familybousaibook.pdf
ぜひ参考にしてみてください。
さて、講演の間子どもたちは??
こちらの子どもスペースで遊んでいました。
スタッフのかたも見守っていてくれたので、子連れの私でも安心でした。
こちらのテントはなんと授乳室!
アウトドア防災講座ならではですね。
防災と聞くと、硬く感じるかもしれませんが、聞いてみると楽しく知識を得られて、そして防災がもっと身近なことに感じると思います。
今回は幸いにも被災経験の無い私の主観で体験レポートを書きました。実際に地震や豪雨の震災に遭われた方にとってはもっと深刻で、今回の記事が大変読みずらいものでしたら申しわけありません。
私のように防災について考える機会がなかった方も、「防災って、震災時に限らず日常からできるんだ」と、興味を持っていただけたのではないでしょうか?近くで防災の講座があったらぜひ行ってみてはいかがでしょう。