皆さんは、お子さんと絵本読んでいますか?

「読み聞かせ」って流行りのように、呪文のようになってきた今日この頃。

「読まなきゃ・・・。」とため息をつきつつ、どうしたらいいのかな、と思っているうちに時間が過ぎていってしまったりしませんか?

この世の中「いい絵本」「面白い絵本」「話題の絵本」と毎年たくさんの絵本が出版されています。

その中から、どうやって絵本を選んでいったらいいのでしょうか?

今回は、色々な「絵本の選び方」をご紹介したいと思います。

「絵本の選び方 その1 絵本ナビ」

 

「絵本ナビ」というインターネットサイトがあります。

https://www.ehonnavi.net/

 

ここでは、0歳、1歳、2歳~という年齢別や「雨」「七夕」「動物」などのテーマ別で本を探すこともできます。

「美味しそう!な絵本」や「おはなし会で大人気!」なんていうカテゴリーもあるので、カテゴリー別の絵本を上から見ていくだけでも楽しめそうです。レビュー欄で他の人の感想や読んであげた年齢なども掲載されているので、「うちの子と同じくらいだ!」「こういうお話なのね。」と参考にしやすいです。

 

会員になると、本の「試し読み」ができたり、ポイントで絵本やグッズをお得に買う事もできます。「だるまちゃん」のTシャツや「はらぺこあおむし」のぬいぐるみも売ってます。どれも欲しくなっちゃいそうです!

「絵本の選び方 その2 おすすめ本のリスト」

たくさんの図書館で「子どもにおすすめの本のリスト」というのを置いてあります。

年齢別になっていたりもするので、わかりやすいですね。

柏市ではウェルネス柏での1歳半検診の時に「ブックスタート」事業が一緒に行われているので、検診が終わると全てのお子さんに「ブックスタートパック」というおススメの本のリストと一緒に絵本がもらえます。検診の際には、ブックスタートボランティアさんも来ているので、絵本を読んでもらった方も多いのではないでしょうか?絵本を楽しむ、絵本に親しむきっかけとなるように、と「ブックスタート」は続いてきて、柏市では今年で17年目になるそうです。

 

その他にも、他の図書館でもらったり、本屋さんでも置いてある所があります。

絵本を選ぶ時の参考にしたいですね。

「絵本の選び方 その3 子どもに選ばせる」

皆さん、図書館には行ったことはありますか?

図書館に行って、子ども自身に選ばせる、というのはいい方法だと思います。

その時に大事なのは「こんな変な本はダメ!こっちにしよう!」などと子どもの選択を否定しないこと。

マンガみたいので「ダメ~。」と思ってもそれはそれ。子どもが「自分で選んだ」事が大事なので、その時は借りてあげて下さいね。「自分で借りた。自分でできた。」という小さな成功体験も子どもにとっては大きな経験です。図書館はお金もかからないので、子どもに本を持たせてあげたり、少し大きくなったらカウンターに出してもらったり。自分で借りた事が嬉しくて何回も読みたい、と言われてしまうかも!子どもを連れていける公共施設なので、「皆が本を読んでるから、大きな声は出さないようにしようね。」「あれ?本は床に置いていいのかな?」など、公共の場でのマナーの練習もできちゃいます。

 

図書館でやってるおはなし会に参加してみるのもいいですね。赤ちゃん向けのお話会をやっている所も、未就学児向け、小学生向けと対象が色々あると思うので、「どのくらいの子が来てますか?」と聞いてみてもいいかもしれません。

似たような方法ですが、「お友達に聞く」という手もあります。「○○ちゃん、読んでたよ~。」「○○くんがおもしろいって~。」と言って、一緒にその本を楽しむ、というのもいいかもしれません。

 

「絵本の選び方 その4 雑誌から選んでみる」

雑誌の中にも、「おススメの絵本」載せているものがいくつかあります。

例えば「月刊MOE」。絵本作家さんの対談が載っていたり、作家さんの絵本への想いが載っていたり。絵本に出てくる素敵な料理を載せていたりといろんな角度から「絵本」に入っていく事ができます。ママが「この本おもしろそう!」と思えたら、しめたもの!作家でクレヨンハウスを主宰している落合恵子さんの発行している「月刊クーヨン」もおススメ。前身の「音楽広場」から数えると30年近い歴史を持っている、子どもとの暮らしを応援する、かぞくの育児マガジンです。子どもの本の話、安全なおもちゃ育児にまつわるちょっとした悩みや社会の動きから特集を組んでいるので、絵本以外の情報ももらえちゃうかも。読んだ後にモヤモヤが少しスッキリできる雑誌です。

それから「kodomoe」。もっと子育て時間を楽しみたいママへ、絵本やおもちゃ、ファッショ ン、雑貨、料理、おでかけなどの情報がつまった子育て情報雑誌です。その中で連載されている「ノラネコぐんだん」は大人にも子どもにも大人気!憎めない8匹のノラネコ達が毎回ニャーニャー言ってます。他にも読んでみたい絵本がたくさん紹介されています。絵本と読み聞かせの情報誌「この本読んで」や、素敵な絵本やママの気持ちを楽にしてくれるお話も多数掲載されている「母の友」も、おススメです。

 

↑こちらは、「月刊クーヨン」2018年3月号です。知らなかった絵本に出会える事も、しばしば。

 

いかがでしたか?

現代では、たくさんの絵本が出版されています。その中で、子ども達が読めるのはほんのわずかです。

なので、一冊でも多く楽しい本に出会って欲しいし、一冊でいいので「ものすごく好きな本」に出会ってほしいと思います。

これは私の持論ですが、お母さんが好きじゃないなら、無理に本は読まなくてもいいと思います。子どもは皆お話が大好きですが、「お母さんと一緒」に読む絵本の「時間」がもっと好きなのです。なので、苦手なら読み聞かせの会に参加して一緒に楽しむとか、お父さんに読んでもらって(おもしろいかも!)、お母さんは一緒に聞く、というのでもいいと思います。お母さんが楽しんでいると子どもに伝わります。お母さんが無理をしていても、子どもには伝わります。

今回、紹介したのはほんの一部なので、他にも色々な方法があると思います。ぜひ色々試してみて、自分に合った方法を探してみて下さい。

まずは、図書館に行った事がない方は、ぜひとも行ってみて利用カード作ってみて下さいね!絵本だけではなくて、雑誌やCDがあったり、スマホで予約ができたりと、意外と便利に使う事ができますよ!次の週末に、家族みんなで図書館に行ってみるのは、いかがですか?

出典:

絵本ナビ

柏市立図書館

柏市のブックスタート

柏市の図書館のおはなし会

月刊MOE

kodomoe